GPT-5を5時間使ってみて分かったこと(Shelly Palmer)
僕は実際にGPT‑5をおよそ5時間使ってみました。プレスリリースや性能表ではなく、実際のモデルと向き合ってみた時間です。「わあすごい!」という感動を超えて、「本当に何が新しいの?」という段階に達するくらい使い込みました。以下がその感想です。Facebook+12Shelly Palmer+12Shelly Palmer+12
① 長い会話の続きを覚えていられるようになった
ワークショップの予定表を作ってもらった後、他のことを何時間もしてから「半日バージョンにして」と頼んだら、モデルは以前の内容をちゃんと覚えていて、改めて全部説明しなくても新しい案を出してくれました。以前のモデルでは、前の内容をまた全部貼り付けないといけなかったのに、今回は不要でした。OpenAIによれば、これは「20万トークン以上」というとても広い文脈範囲を扱えて、必要な情報を効率よく取り出せるようになっているからだそうです。Shelly Palmer
② 考える力が進化した
「3か月でできるAIを使ったマーケティングの試験計画を作って」と頼むと、計画を立ててくれました。その後、予算を減らしたら改めて計画を組み直してくれて、最初から作り直すようなことはしませんでした。古いモデルはこういう場合、話の流れが途切れて一からやり直すことが多かったのです。OpenAIによれば、これは「ステップごとに考えるモジュールと、考え続ける能力」があるからだそうです。Shelly Palmer
③ 速く、でも丁寧に返してくれる
AI画像生成サービス3つを、料金や特徴を並べて比較してほしいとお願いすると、数秒で返事が返ってきました。内容はGPT‑4o(前のモデル)でゆっくり頼んだ時と同じくらいしっかりしています。以前のモデルは速くても詳しく頼むと時間がかかりました。この速さは、「いくつか得意な部分の専門家を組み合わせて使う仕組み」と「自信のある文章候補を先に用意する仕組み」のおかげだそうです。Shelly Palmer
④ 自分から提案してくれるようになった
AIガバナンスについてのパネルで話す内容を頼んだら、話すポイントだけでなく、「スライドの順番」や「冒頭のジョーク」まで提案してくれました。以前のモデルは、こちらがもう少し詳しく指示するまで何も手を出してこなかったし、ジョークはひどかったです。今は、「大きな目的を小さい作業に分ける仕組み」と、「次に何をするかを自分で考える仕組み」が積まれているおかげです。
⑤ 自然な返しができるようになった
難しい法律について聞いた時、「それについて正確な情報は持っていません」とだけ答えて、次に進みました。余計な説明やお断りの文がありませんでした。これは、「人が好む自然さに合わせた訓練」と、「余計なコメントを減らす工夫」によって実現しているそうです。
総合評価
5時間使ってみた感想は、「誰かと一緒に仕事しているみたいだ」ということです。ちゃんと記憶を持ってくれて、指示を変えてもスムーズに対応し、速く動いて、次に必要なことを考えてくれる。僕のペースについて来られるモデルだと感じました。
まずの印象としては、このモデルは僕に“ついてこられる”と思います。明日も同じように感じられるか、実際に使って確かめてみます。

