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謹賀新年:2019年もよろしくお願いします。 ちなみにメルマガも始めます。

皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

新年東京は晴天に恵まれておりますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

本年は江端にとって新しいチャレンジが多くなる年になると思います。

今までの活動を集約して今後どのように世の中に貢献してゆくかという点で変革の年と思っております。いわゆる勝負の年ですが、干支と同じように猪突猛進してゆきたいと思っております、是非よろしくお願いします。

そんな中の一つの挑戦として、メルマガを始めたいと思います。
色々なことを振り返るともにソーシャルメディアやブログでは書きにくい内容、あるいは皆様檻の質問などを受けてのディスカッションやリアルなイベントの開催などを実施してゆきたいと思います。

ここにメルマガ0号いわゆるサンプルを添付しますのでご興味のある方は是非ご登録ください。 

<<目次>>

  1. コラム:2018年を振り返って (Part 1)
  2. Hot Topics: 紅白出場の純烈やAKBグループに見るMVA (Minimum Viable Audience)戦略とは?
  3. 予告:2020年のデジタル業界を予測する。
  4. 江端の登壇、講演情報など
  5. 質問コーナー:皆さんの質問にお答えします

登録はこちらから https://hirotoebata.jp/membership-join/membership-registration/

——————サンプルはこちら————————————————————————————

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.000━2019.01.01━
江端浩人事務所 メルマガ<<特別準備号>>:2019年賀状編
通巻0号 発行者:江端浩人事務所 http://hirotoebata.jp
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このメールは江端が日頃お世話になっている皆様にお送りしております。

  • 平成最後の年2019年の幕がついに明けました。
  • 本年もどうぞよろしくお願いします。
  • 今後も定期的にメールを受け取っていただける方は

→ 是非こちらでご登録ください。https://bit.ly/2Vjvd2T

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<<目次>>

  1. コラム:2018年を振り返って (Part 1)
  2. Hot Topics: 紅白出場の純烈やAKBグループに見るMVA (Minimum Viable Audience)戦略とは?
  3. 予告:2020年のデジタル業界を予測する。
  4. 江端の登壇、講演情報など
  5. 質問コーナー:皆さんの質問にお答えします

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  1. 2018年を振り返って (Part 1)

昨年は今後の自分の活動方向性を考える上で非常に大きな一年となった。

第一四半期:2017年11月にDeNA の媒体MERYの再開を果たしたもののまだまだ問題は山積みであった。小学館と築いてきた体制で記事作成の健全性は担保できたものの、新しく作った体制(編集、校閲、権利許諾)では以前のような数の記事を配信できずにいた。再開後は本当にきちんとしたプロセスでメディア運営をしており他のメディアは再開しないとの認識が浸透するにつれてメディアの矛先も他を向いていったが広告の営業活動は以前再開できておらずにいた。この時期の話も機会を得たらまた書いてみたいと思います。

第二四半期:MERYも広告販売営業を再開し、内部体制も充実してきたのがこの時期である。個人的に2017年は控えていたメディアへの記事配給やイベント登壇、ソーシャルの投稿などを再開しました。また、私がこの時期に将来の日本の為に本格的に取り組む必要があると考えたのが2020年4月開学予定の i専門職大学( https://www.i-u.ac.jp)である。同学は学校法人電子学園を母体とした2020年に開学申請中の専門職大学である。日本の教育で必要なIT x ビジネス x 英語を理念とし、実践的な教育を行う為に学生に全員インターンと起業の経験を卒業要件として課す新しい大学である。文部科学省に無事認可されれば私もそこの教授として教育活動を実践する予定であるとともに現在も教員予定者のコアメンバーとして告知活動などに一役買わせていただいているのである。

この大学は今までの自分の経験(スタンフォード、シリコンバレー、ベンチャー起業、外資系デジタルマーケティング、メディア運営など)を通じて感じてきた大きな問題を解決する最適解であると感じ、是非このムーブメントの一部になりたいと考えたのが正直な気持ちである。

そしてこの頃には「IoT, AI時代に必要になる人間と職業」としての「スポーツ」「グラフィックレコーディング」とも出会うことになり、個人事業の江端浩人事務所も立ち上げたのである。

(続きは、1月15日に配送予定の江端浩人事務所メルマガに掲載予定のPart 2でお読みください)

無料メルマガのご登録は → https://bit.ly/2Vjvd2T

 

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  1. Hot Topics: 紅白出場の純烈やAKBグループに見るMVA (Minimum Viable Audience)戦略とは?

皆さんは2018年の紅白に出場した“純烈”はご存知だろうか?純烈は紆余曲折の上、現在“銭湯アイドル”として5人で活動するグループである。筆者は本年の紅白出場アーチストの発表や純烈が地道に銭湯などで営業をし、その銭湯の観客であるマダムたちを熱狂的なファンとして育成したニュースを見て思い出した”MVA”という言葉がある。そのマダムたちが純烈というグループのMVAとなり、烈々な応援をしたその結果、紅白歌合戦出場などのきっかけを作ったと言えるのではないだろうか?

MVAはMinimum Viable Audienceすなわち自分の製品やサービスが存在する為に最低必要な顧客数のことをいいますが、まさに純烈は銭湯という場で顧客との交流を通じ一人一人ファンを増やして行った。江端はこの戦略はまさにソーシャルメディアに適していると考えていると考えている。かつてのマスメディアではより多くの人が少しでも好きなアイドルが“国民的”人気を誇っており、ランキングやテレビ番組がそれを可視化していた。しかし、ソーシャル時代は小さくても熱狂度が高いファンが多い方がソーシャルで可視化されて周りから見えやすい。静かな湖面から大きな花火が打ち上がればみんなが「なんだあれは?」となるのである。AKBグループもグループ全体のファンというよりは“推しメン”という制度を作り総選挙を行うことにより「あるメンバーのファンの集合体」として機能しているのではないだろうか?

 

米国の人気作家でマーケティング権威のSeth Godwin氏はブログ” In search of the minimum viable audience” (https://bit.ly/2Qdz2mG) の中で以下のように述べている” When you seek to engage with everyone, you rarely delight anyone. And if you’re not the irreplaceable, essential, one-of-a-kind changemaker, you never get a chance to engage with the market. (筆者訳:みんなとエンゲージしようとしても誰も喜ばない結果になることはないだろうか?そして、もしあなたが唯一無二の代替できない必要性の高い存在でなければ誰も見向きもしないだろう)

The solution is simple but counterintuitive: Stake out the smallest market you can imagine. The smallest market that can sustain you, the smallest market you can adequately serve. This goes against everything you learned in capitalism school, but in fact, it’s the simplest way to matter.” (筆者訳:ではどうすればいいだろう?答えは極めてシンプルであるが常識の真逆である:最小のファン母集団を見つけるのである。自分の存在を支えてくれる最小の集団を見つけるのである、自分が十分満足なサービスを提供できる範囲の集団でなければいけない。これば今まで資本主義の権威が教えてきたことは真逆ではあるが、一番単純で簡単な成功の法則である”)

ソーシャルという民主化された誰でも発信者となれるメディアの出現とデジタルテクノロジーにより多種多様な趣向の人間にアプローチできる手法の確立と普及がこれを可能にしたと言えるのではないだろうか?購入型クラウドファンディング(特にAll in方式)もMVAの考えを踏襲している仕組みと考える。

江端のAgenda Noteへの寄稿「Facebook やAmazon、Spotifyも「最小の顧客」を獲得してから成功した。
https://agenda-note.com/global/detail/id=695にもこのことを記しているので是非お時間のある方はご覧ください。

 

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  1. 予告:2019年のデジタル業界を予測する。

 

1月15日のメルマガでは2019年のデジタル業界を予測します。ご期待ください。ちなみに過去の江端の予想は以下のようになっております。

2014年: https://bit.ly/2F0gLrV

1) 検索する前に答えを予測、

2) CSP(Consumer Side Platform)の登場、

3) テクノロジーに精通したCMOの登場

2015年:https://bit.ly/2EZYSt1

  • すべてを包括する“マーケティング0の進行”
  • コンテンツ、インバウンド、MAを集約する次世代オウンドメディアの登場
  • データ収集・デジタルツールの導入フェーズから運用・活用フェーズへ

2016年:https://bit.ly/2TkxxoF

  • ビジネス貢献、
  • 人財確保・育成、
  • 自己実現(含CSP)の加速

2017年:https://bit.ly/2QcIM0p

  • 会話型マーケティング、サポートの伸長
  • AIを活用した「CSP (Consumer Side Platform)」の伸長
  • 「マーケティング0」の伸長

2018年:https://bit.ly/2R1rzMW

  • 送料無料、無料コンテンツは無意味な時代へ
  • 変革が求められる広告ビジネスモデル
  • 広告モデル以外にもリアルタイムビッディングの技術を

 

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  1. 江端の登壇、講演情報など

現在登壇が決まっているもので公表されているのものはいかになります。

1月22日 「進化する“シェアリングエコノミー”の未来」 次世代マーケティングプラットフォーム研究会 第16回総会(懇親会あり)

https://nmplab16.peatix.com/view

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  1. 質問コーナー:皆さんの質問にお答えします

メルマガ登録すると江端に質問いただけます。是非ご登録ください、
<以下より登録願います>

登録 // Registration


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【江端浩人事務所 メルマガ】発行日:月2回・火曜日発行

(第2,4、あるいは第3,5)

発行開始日:2019年1月15日

ご意見ご感想はこちらまで https://hirotoebata.jp/inquiries/

—————————————————————- 【

発行元】江端浩人事務所

MAIL: admin@hirotoebata.jp FB/Twitter: @hirotoebata

HP:https://hirotoebata.jp

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